日本のメディア環境において、「モルモン教信者」として認知されている著名人は決して多くありません。しかし、その顔ぶれを見ると、いずれも時代を代表する強い個性と知名度を誇る人物ばかりです。海外のハリウッドスターやトップアスリートまで視野を広げると、現在進行形で敬虔な信仰を公言する人物から、信仰環境で育ったものの成人後に距離を置いた人物まで、多様なグラデーションが存在します。
ネット上の噂や誤認を排し、本人の手記・公のインタビュー、あるいは教団関係者の記録から裏付けが取れている代表的な有名人を整理した一覧が以下です。
- 斉藤由貴(女優・歌手):代表的な日本人信者。両親が信徒である家庭に生まれた「宗教2世」であり、1994年には同じ教会の信徒と教会内で結婚の誓いを交わしました。
- ケント・ギルバート(弁護士・タレント):青年期に教団の専任宣教師(ボランティア宣教を行う青年)として初来日。法律家・文化人タレントとして活躍し、現在も信徒としてのバックボーンを大切にしています。
- ケント・デリカット(タレント):同じく専任宣教師として来日し、バラエティ番組『笑っていいとも!』でブレイク。大家族の温厚な父親像とお茶の間のキャラクターの根底には、教団の家族重視の教えがありました。
- ライアン・ゴズリング(俳優):映画『ラ・ラ・ランド』などで知られるハリウッドの名優。敬虔な信徒の家庭で育ち、本人は成人後に教義から距離を置いていると明言しているものの、幼少期の価値観形成に強い影響を受けたと回顧しています。
- エイミー・アダムス(女優):アカデミー賞常連の実力派女優。両親が信徒であり、8歳まで教会コミュニティで育ちましたが、両親の離婚を機に教会を離脱した経緯を公表しています。
- キャサリン・ハイグル(女優):兄の事故死をきっかけに家族で教会に帰依。自身は厳格な教義のすべてを実践しているわけではないものの、教会の家族愛や道徳観に対して深い敬意を表明し続けています。
- ブライス・ハーパー(MLB選手):メジャーリーグ屈指の強打者。現役バリバリのトップアスリートでありながら、教義に従って一切の飲酒を行わず、家族を最優先にする信徒としての生活を貫いています。