給湯器の温度設定は何度が得?40度が損する真相とプロの節約術

給湯器の温度設定は何度が得?40度が損する真相とプロの節約術

給湯器の温度設定は何度が得?40度が損する真相とプロの節約術とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:給湯器を60度に設定して水で薄めると、ガス代が高くなりませんか?
A1:高くなりません。サーモスタット混合栓の場合、使う湯量が減りその分水道水が混ざるため、トータルで消費される熱エネルギー(ガス消費量)はほぼ同等です。むしろ、給湯器が安定した一定火力で効率よく燃焼し続けるため、40度設定で点火・消火を繰り返すよりもトータルのガス消費が抑制されるケースが多くなります。

Q2:キッチンで洗い物をする際、最もガス代を節約できる裏ワザは?
A2:給湯器のリモコン設定を「37度〜38度」に落とし、シングルレバー水栓をお湯側全開で使用することです。食器の動物性油分は40度前後で溶け出します。水と中途半端に混ぜる設定にしていると無意識に着火回数が増えるため、「低温直出し」で一気に洗い上げるのが最も経済的です。

Q3:リモコンの温度変更ボタンを押しても数字が変わりません。故障ですか?
A3:故障ではない可能性が高いです。多くの場合、別の部屋(台所または浴室)のリモコンにある「優先」ランプが点灯しています。温度を変えたい側のリモコンで「優先」ボタンを押してランプを点灯させてから操作するか、チャイルドロック(長押し解除機能)が有効になっていないか確認してください。

Q4:冬場にシャワーの温度が安定しない場合、水栓自体の故障も考えられますか?
A4:考えられます。水栓内部のサーモスタットカートリッジは消耗品であり、使用開始から約8〜10年で経年劣化します。給湯器を50度以上に設定してもシャワーがぬるい、あるいは設定温度と大幅にズレる場合は、カートリッジのバネやワックスがヘタっている可能性があるため、水栓金具の部品交換を推奨します。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。