大学選びにおいて最も基礎となるのが、学力難易度、学費負担、そして卒業後の出口戦略である就職実績です。至誠館大学の公表データおよび各予備校の入試統計をもとに、客観的な数値を整理しました。
入試難易度を示す至誠館大学の偏差値は、河合塾やベネッセの最新データにおいてBF(ボーダーフリー)〜35.0前後に位置しています。学部組織は現代社会学部の単科大学であり、現代社会学科およびスポーツ健康福祉学科(通信教育課程を含む)が設置されています。学力試験による選抜というよりも、総合型選抜や学校推薦型選抜を通じた意欲重視の受け入れが主流です。
初年度の学費は、入学金や授業料、施設設備費を合わせて約115万円〜125万円(通学課程)となっており、地方私立大学の文系学部としては標準的な設定です。一方で、社会人や遠隔地受講生を対象とした通信教育課程の学費は年間20万〜30万円前後と非常に低廉に抑えられており、コストパフォーマンスの高さが際立ちます。
出口戦略となる就職実績に関しては、大企業の本社総合職といった華々しい進路は限られるものの、山口県内および近隣県の中堅優良企業、福祉施設、警察・消防といった公安系公務員への内定者をコンスタントに輩出しています。教職員と学生の距離が近い小規模大学ならではの手厚い就職相談体制が、手堅い就職率を支えています。