閉校から四半世紀近くが経過し、実住小学校 跡地の現在はどうなっているのでしょうか。現地(新宿区四谷4-22)に足を運ぶと、かつてランドセルを背負った児童が出入りした門前には、今も明るい子どもの声が響き渡っています。
現在の跡地は、新宿区立の認定こども園である「四谷子ども園」として活用されています。幼稚園と保育園の機能を兼ね備えた幼保一元化施設として再整備され、近年急速に進む都心ファミリー層の保育需要を強力に支えるインフラへと進化しました。
さらに敷地内には、かつての名を公的に残す施設「実住コミュニティコーナー」が開設されています。会議室や多目的スペースを備えたこの施設は、地域住民のサークル活動、町会の寄り合い、シニア世代の健康づくり講座など、多世代交流の拠点として日常的にフル稼働しています。敷地の一角には「実住小学校跡」と刻まれた記念碑と沿革プレートがひっそりと佇み、かつてここに学び舎があった歴史を静かに証明しています。近隣住民からも「学校はなくなっても『実住』という名前が公的な形で残り、毎日通える場所があるのは本当にありがたい」という声が聞かれ、地域のアイデンティティが断絶していないことが確認できます。