ネット上の掲示板やSNSで定期的に話題となる学園都市線 減便 真相を検証すると、ひとつの明確な構造が見えてきます。「電車が減って不便になった」という利用者の実感と、JR北海道が公表する輸送実績データとの間には、区間による強烈な温度差が存在しているのです。
噂の引き金となったのは、日中の閑散時間帯(11時〜14時台)におけるあいの里教育大〜北海道医療大学間の運行パターン見直しです。この区間では、乗車効率の低い時間帯において毎時1〜2本程度の間引きや折り返し運転の整理が行われました。しかし、札幌〜新琴似〜あいの里教育大の過密区間においては、平日朝のラッシュ時に3〜8分間隔での連続運行が死守されています。
国土交通省の都市鉄道混雑率調査およびJR北海道の利用動向報告をもとに、学園都市線の主要区間における運転頻度と混雑指標を整理した比較データは以下の通りです。
現場を観察すると、学園都市線 混雑状況 通勤ラッシュのピークは午前7時40分から8時20分にかけて札幌駅に到着する上り列車に集中しています。特に新琴似駅から桑園駅にかけて乗客が急速に積み上がり、通路奥まで立ち客が密集します。それでも全列車オールロングシート車両で統一されたことで、乗降ドア付近の流動性は以前より大幅に改善されました。