どれだけ会話が弾んでいても、ダラダラと限界まで話し続けるのは逆効果になりやすい。盛り上がりのピーク、あるいは「あともう少し話したい」とお互いが感じているタイミングで、あえて自分から切り上げるのが鉄則だ。
「明日も早いから、今日はこの辺にしておくね」という潔い撤退は、相手の心に「不完全燃焼の心地よさ」を残す。認知心理学でいうツァイガルニク効果——達成できなかった事象の方が記憶に残りやすいという心理だ。電話を切った後、相手の頭の中にはあなたの声の余韻が残り、「また話したい」という強い欲求が静かに芽生えることになる。