三島由紀夫の生首写真と自決の真相|市ヶ谷事件と介錯の全貌に迫る

三島由紀夫の生首写真と自決の真相|市ヶ谷事件と介錯の全貌に迫る

三島由紀夫の生首写真と自決の真相|市ヶ谷事件と介錯の全貌に迫るの基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

正午、額に「七生報国」の鉢巻を締めた三島由紀夫は本館2階のバルコニーに姿を現し、広場を埋め尽くした自衛隊員に向けて「三島由紀夫最後の演説」を敢行しました。三島が訴えたのは、現行日本国憲法(特に第9条)の矛盾を打破し、自衛隊が自らの手で憲法を改正して「真の国軍」へと生まれ変わるための決起(クーデター)でした。

「自衛隊を合憲にするような憲法改正のために、お前たちは命を懸けるのか」「今立ち上がらなければ、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵のままだ」と絶叫したものの、上空を旋回するマスコミのヘリコプターの爆音と、自衛隊員たちから浴びせられる激しい野次や怒号にかき消されます。わずか十数分で演説を打ち切った三島は、「天皇陛下万歳」を三唱したのち、静かに総監室へと戻りました。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。