2021年度からスタートした大学入学共通テストでも、センター試験から受け継がれた「斜め上の出題センス」は健在です。共通テストでは「思考力・判断力・表現力」を重視するため、身近な日常生活の場面や会話形式の導入文が劇的に増加しました。
その結果、数学の問題文に突如として「太郎さんと花子さん」が登場し、長文で延々と議論を交わし続けるスタイルが定着。「太郎さんの誘導が邪魔で計算が進まない」「花子さんの無駄な疑問に付き合わされる受験生の身になってほしい」など、Twitter(現X)でのネタツイートは毎年の恒例行事となっています。
また、英語リーディングで出題された「豚の貯金箱をめぐる過酷なドラマ」や「奇妙なバンドのファンクラブ規約」など、実用文を模したユニークな設定は、令和の受験生たちにとっても緊張をほぐす格好のネタとして消費されています。