インターネット上やドライバー仲間の間で広く信じられている言説の中には、実際の運行判断においてかえって状況を悪化させる危険な誤解が少なくありません。特に留意すべき2大盲点を解き明かします。
誤解1:「事故情報が出たら、何がなんでも直近のICですぐ降りるべき」
前方に事故渋滞の兆候が出た際、慌てて最寄りのインターチェンジへ降りる行動が、実は最悪の選択肢になる場合があります。徳島自動車道に並行する主要な迂回路 一般道といえば、吉野川の南岸を走る国道192号、あるいは北岸を走る県道12号などが挙げられますが、これらの幹線道路はもともと現地の生活交通で飽和状態にあります。
高速道路から吐き出された大型トラックや長距離バスがインター出口の交差点に殺到すると、料金所を出るだけで40分以上を要し、さらに国道側の信号サイクルがボトルネックとなって身動きが取れなくなる「一般道麻痺現象」が頻発します。手前のサービスエリアやパーキングエリア(上板SAや吉野川SAなど)に進入可能な位置にいるならば、無理に降りず、施設内で最新の徳島自動車道 事故 ニュースや解除予測を確認しながら待機する方が、結果的に疲労と時間を大幅に節約できるケースが多いのです。
誤解2:「高速を途中流出したら、通行料金が二重課金されて大損する」
「事故のせいで途中で降ろされたのに、料金を2回分取られるのは納得がいかない」という不満がネット上で散見されますが、これは高速道路の「乗り継ぎ調整」ルールを正しく理解していないことによる誤解です。
事故通行止めによって途中のICで流出を余儀なくされた場合、ETC車であればそのまま指定された迂回路を通り、再流入指定ICから再び高速に乗ることで、走行距離に応じた通算料金が自動的に適用されます(現金利用時は流出指定ICで「高速道路通行止め乗継証明書」を受け取る必要があります)。料金面での不利益を恐れて無理にIC手前で停止・滞留することは極めて危険であり、道路管制の指示に従って速やかに流出するのが鉄則です。