青春時代の高市氏は、休日になれば愛車に跨り、関西屈指のワインディングロードとして知られる六甲山や有馬温泉方面へと頻繁にツーリングへ繰り出していました。重い車体を巧みにコントロールしながらタイトなコーナーを攻めるなど、単なる街乗りにとどまらない走り込みを行っていた本格派です。
もちろん、順風満帆なライディングばかりではありませんでした。雨の日の峠道でスリップして転倒し、マシンを傷つけながらも自力で引き起こして帰宅したという、ライダーなら誰もが共感するほろ苦いエピソードも語られています。自身でオイル交換やプラグチェックを行うなど、メンテナンスにも積極的に関わりながらマシンへの愛着を深めていきました。