今や晩秋の風物詩として完全に定着したイオンブラックフライデー。目玉商品の争奪戦だけでなく、セール期間中限定のエンタメ企画が目白押しだ。この特大セールの成功は、日本のショッピングセンター事業における一大転換点となった。
価格破壊のセール品を目当てに訪れた客を、館内各所で開催されるゲリライベントや限定ノベルティ配布で回遊させる。売り場と催事場がシームレスにつながることで、購買意欲は最高潮に達する。「安く買う」という目的に「エンタメを楽しむ」という付加価値が重なることで、商業施設全体の熱気は爆発的に高まるのだ。もはや単なる大売り出しではなく、街全体を巻き込む巨大フェスティバルと言っても過言ではない。