東京証券取引所が取引を終えた後、ソフトバンクグループの株価動向を追う上で最重要となるのが、米国店頭市場(OTC)で取引されているADR(米国預託証券)の推移です。海外ヘッジファンドや機関投資家は、日本市場の引け後に出た材料や米国のハイテク株市場の地合いを織り込む形で、夜間を通して活発な売買を繰り広げています。
とりわけ市場関係者が注視するのが、ソフトバンクグループADR(SFTBY)のリアルタイムチャートです。米国市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が急反発した際や、半導体セクターに突発的な買いが入った局面では、SFTBYも連動して数パーセント単位で急騰・急落を見せます。この夜間のモメンタムが、翌朝の東証寄り付きにおける大きなギャップアップ(窓開け上昇)やギャップダウンの直接的な引き金となっています。