キリンの首の骨の数は人間と同じ7個?驚きの骨格と超進化の謎に迫る

キリンの首の骨の数は人間と同じ7個?驚きの骨格と超進化の謎に迫る

キリンの首の骨の数は人間と同じ7個?驚きの骨格と超進化の謎に迫るとはどのようなものなのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

結論から明かすと、キリンの首の骨(頚椎:けいつい)の数は人間とまったく同じ「7個」です。見た目の圧倒的な違いから「数十個の骨が連なっているのではないか」と想像されがちですが、骨の数自体には違いがありません。

成体のキリンにおける首の長さの平均は約1.5メートルから2メートルに達し、首だけで体重の約10%(およそ200キログラム以上)を占めます。それに対して人間の頚椎全体の長さはわずか10〜12センチメートル程度です。同じ7個の骨で構成されているにもかかわらず、これほどの全長の差を生み出している秘密は、骨1個あたりの大きさと重さにあります。

キリンの頚椎は1個の長さが約25〜30センチメートル、重さは数キログラムに達します。人間の頚椎が平たい碁石を積み重ねたような形状であるのに対し、キリンのそれは人間の前腕ほどの大きさを持つ巨大な骨のブロックです。骨の数を増やして首を伸ばすのではなく、個々のパーツを極限まで引き伸ばすアプローチを選んだ点が、哺乳類の骨格進化における驚くべき特徴といえます。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。