壮絶な闘病と介護を支え続けたのが、1997年に結婚した夫・長山善洋氏です。夫は当時フジテレビの制作スタッフ(ディレクター・プロデューサー)であり、仕事を通じて知り合った2人は価値観の共有を重ねてゴールインしました。
結婚生活において2人に子供はいませんが、夫婦はお互いの生き方を尊重し合う対等なパートナーシップを築いてきました。特に母の介護が始まった際、夫は義理の母親に対して嫌な顔ひとつせず、率先してオムツ交換や車椅子の移乗をサポートしたといいます。新田恵利は取材に対し「夫の理解と協力がなければ、在宅での看取りは絶対に不可能だった」と深い感謝を公言しています。
子供がいないからこそ、将来の自分たちの老後や終活についても早くから話し合いを進めており、住まいのダウンサイジングや財産管理、万が一の際の意思表示など、現実的な備えを着実に進めています。互いを親友であり最高の戦友と認める2人の関係性は、成熟した大人の夫婦像として注目を集めています。