なんJで定期的に開催される「米津玄師の代表曲議論」では、候補となる楽曲が多すぎるあまり、毎回のように激論が交わされます。中でも2018年にリリースされた『Lemon』の衝撃は桁外れでした。ドラマ主題歌として社会現象を巻き起こしただけでなく、曲中の印象的なサンプリング音(「ウェッ」という声)の意図や哀愁を帯びた歌詞の構造について、掲示板上でも無数の考察スレッドが立ち並びました。
さらに、アニメ『チェンソーマン』のオープニングテーマとなった『KICK BACK』の反響も凄まじいものがありました。常田大希(King Gnu)との共同アレンジやモーニング娘。の名曲『そうだ!We're ALIVE』のサンプリング、疾走感あふれるベースラインなど、実験精神全開のサウンドで世界中を席巻。体を張ったMVの演出もネット上で大人気ミームとなり、なんJ民を大いに熱狂させました。
『パプリカ』『感電』『地球儀』『がらくた』など、キッズソングから重厚な映画音楽まで自在に作り分ける幅の広さは、ヒット曲を連発できる決定的な理由としてネット上でも広く認められています。