ドジャースに所属した日本人選手は、2026年現在までに二桁に達しています。日本プロ野球(NPB)で圧倒的な実績を残したエースやスラッガーたちが、どのような足跡を刻んできたのか。まずは歴代の軌跡を俯瞰します。
先駆者となったのは、1995年に近鉄バファローズを退団して単身渡米した野茂英雄(背番号16)でした。野茂のパイオニアとしての奮闘が、その後の日本人メジャーリーガーへの扉を完全にこじ開けました。2000年代初頭にはヤクルトの剛腕左腕・石井一久(背番号17)、救援として存在感を示した木田優夫(背番号60)、挑戦の厳しさを味わった中村紀洋(背番号66)が続きます。
さらに、36歳で海を渡り守護神として君臨した斎藤隆(背番号44/77)、先発ローテーションの柱として無類の安定感を誇った黒田博樹(背番号18)、ハイレベルな投球術で8シーズンにわたりMLBに君臨する足がかりを築いた前田健太(背番号18)、2017年のポストシーズン制覇を託されたダルビッシュ有(背番号21)、そして野手として苦闘しながらも爪痕を残した筒香嘉智(背番号28)へとバトンが繋がれました。
そして2024年、歴史は決定的な転換点を迎えます。二刀流の世界的スーパースター・大谷翔平(背番号17)と、NPB史上初の3年連続投手4冠を達成した山本由伸(背番号18)の同時加入です。かつて野茂が背負った誇りは、現代最高峰の舞台で連覇を狙う常勝軍団の屋台骨へと昇華しました。