大後寿々花が芸能界入りを果たしたのはわずか7歳の頃でした。劇団ひまわりに入団後、数々のドラマや舞台に出演して頭角を現した彼女の名が世界に轟いた決定打こそ、2005年公開のスティーヴン・スピルバーグ製作、ロブ・マーシャル監督によるハリウッド大作映画『SAYURI』です。
チャン・ツィイー演じるヒロイン・さゆりの幼少期「千代」役に抜擢された彼女は、圧倒的な透明感と憂いを帯びた演技で世界中の批評家を唸らせました。この演技が高く評価され、アメリカの第11回放送映画批評家協会賞で新人賞(Best Young Actress)にノミネートされるという、日本の子役として異例の快挙を成し遂げています。
共演した渡辺謙からもその演技力を絶賛されるなど、幼少期から「天才子役」としての確固たる地位を築き上げました。