惣菜コーナーへ足を進めると、そこは炭水化物と肉のテーマパークと化していた。なかでも異彩を放つのが名物「まるツイン弁当」だ。容器の限界まで詰め込まれた白米の上に、カツ丼と牛丼、あるいは唐揚げとハンバーグといった主役級のおかずが2種類堂々と鎮座している。重量を測ればずっしりと腕にくるボリューム感で、価格設定は一般的なコンビニ弁当の半額近い。
「安かろう悪かろう」の時代はとうに終わった。店内の厨房から次々と運び出される揚げたての惣菜は、香ばしい油の匂いを漂わせ、瞬く間に買い物客のカゴへと消えていく。自社調理による人件費と加工コストの最適化、そして大量仕入れのスケールメリットを最大限に活かしたデリカ部門は、もはや越谷花田店の強力なキラーコンテンツとなっている。