ダンベルフレンチプレスで肘が痛い?三頭筋を太くする正しいやり方を徹底解説

ダンベルフレンチプレスで肘が痛い?三頭筋を太くする正しいやり方を徹底解説

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ダンベルフレンチプレスには、両手で行うか片手で行うか、座るか立つかによって刺激の特性や関節への負荷が大きく変化します。また、類似種目であるライイングトライセプスエクステンションとの違いも整理しておく必要があります。

片手ワンハンドと両手の違いについて見ると、両手(ツーハンド)は高重量を扱いやすく、上腕三頭筋全体に強烈なメカニカルテンション(物理的負荷)を与えられる利点があります。一方、片手(ワンハンド)はダンベルを縦に握るニュートラルグリップが可能となり、肘関節の自由度が高まるため、肘に痛みを感じやすい人や左右の筋力差を是正したい場合に最適です。

次に、シーテッドとスタンディングのフォーム比較です。スタンディング(立ち姿勢)は全身のバランス感覚を養えますが、疲労時に腰を反らせて反動(チーティング)を使いやすくなります。これに対し、シーテッド(座り姿勢)は下半身が固定されるため反動が遮断され、上腕三頭筋を純粋にアイソレーション(単関節分離)して追い込むことができます。

種目バリエーション詳細・数値データ(負荷特性)一般的な基準・相場(重量設定)編集部の見解・評価両手シーテッド高重量・体幹安定・長頭ストレッチ重視男性: 12〜24kg / 女性: 4〜8kg筋肥大の王道。腰を反らせず三頭筋のみを追い込むのに最適。片手ワンハンド可動域最大化・手首と肘の自由度高・左右差改善男性: 6〜12kg / 女性: 2〜4kg関節に最も優しい。肘痛持ちや筋肉の収縮感を重視する人におすすめ。スタンディングコア連動・全身性刺激・代償動作リスク増男性: 10〜18kg / 女性: 3〜6kgチーティングが起きやすいため、フォーム習熟者向け。インクライン肩関節可動域の補正・胸椎伸展ストレス軽減男性: 10〜20kg / 女性: 3〜7kg肩が硬い人でも安全にフルストレッチをかけられる現代のベスト選択肢。

なお、フラットベンチに仰向けになって行うライイングトライセプスエクステンションとの違いは、「負荷が最大になる関節角度」にあります。ライイング型は肘が90度前後(中間域)で最大の負荷がかかるのに対し、フレンチプレスは最も筋肉が引き伸ばされた「最大伸張域(ボトムポジション)」で強烈なストレッチ負荷がかかります。近年の筋肥大研究で重要視される「ストレッチ種目」としての効果は、フレンチプレスの方が圧倒的に優れています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。