突然かかってくるNTT名義の着信は、大きく分けて「特殊詐欺」「悪質な代理店勧誘」「NTT正規の連絡」の3種類に分類されます。特に警察庁の特殊詐欺統計でも上位を占めるのが、実在するグループ企業名を騙った偽電話です。
第一のパターンは、「NTTファイナンス 自動音声」を騙る未納料金の架空請求です。電話を取ると「料金の未納があります。オペレーターに繋ぐ場合は『1』を押してください」とアナウンスが流れ、ボタンを押すと偽の担当者、さらには偽の警察官やサイバー犯罪対策課へ転送される劇場型の手口です。
第二のパターンは、光回線 悪質な勧誘電話です。「NTTの機器交換」「光回線の料金が安くなる一斉工事」などと偽り、実際には無関係なプロバイダ契約や高額なオプション契約を結ばせる代理店トラブルが多発しています。中には固定電話の設備切替に便乗したアナログ戻し 勧誘の注意点を無視し、高額な工事代金を請求する悪質なケースも目立ちます。
第三のパターンは、正規のNTT東日本・西日本の公式電話番号からの連絡です。ただし、正規の連絡は契約者本人が事前に申し込んだ工事日時の確認や、書面送付後の個別相談に限られており、抜き打ちで金銭の振り込みを迫ることは一切ありません。