ロビーを行き交う人々の言語は多種多様だ。英語、中国語、韓国語、そしてフランス語。まるで空港のロビーにいるかのような錯覚に陥る。しかし、このホテルは単なる「外国人向けの宿」に留まっていない。
周辺の飲食店との提携や、ローカルな観光情報の提供など、地域社会との結びつきを重視する姿勢が見え隠れする。ホテル周辺の裏難波(うらなんば)と呼ばれるエリアは、ディープな飲食店がひしめくグルメの激戦区だ。宿泊客に対して、単に館内のレストランを勧めるのではなく、街全体を楽しんでもらおうというスタンスが、結果としてリピーターを増やしている。