賃貸住宅の原状回復義務をクリアしつつ、寝返り時の揺れや地震による転倒を防ぐためには、適切な固定アプローチを選択する必要があります。後付けヘッドボードの設置構造は大きく分けて以下の3パターンが存在します。
第1に、最も手軽で賃貸向きなのが「自立・挟み込みタイプ」です。薄型の棚ラックをベッドフレームと壁の間に挟み込み、マットレスの自重を利用して密着させます。この際、壁紙への色移りや摩擦キズを防ぐため、ボード裏面にフェルトシートやシリコン製の緩衝材を貼り付けるのが現場のプロの常識です。
第2に、すのこベッドへの後付けでは、フレームの桟(さん)や脚部に直接ボルトや専用クランプで連結するタイプが重宝されます。すのこフレーム自体に剛性がある場合、隙間なくボルト固定することで一体型ベッドと遜色ない安定感を得られます。
第3に、背もたれ重視のユーザーに支持されているのが、「置き型大型ウェッジクッション」です。壁とマットレスの間に三角形状の高密度クッションを置くだけで設置が完了するため、工具も不要で壁面への負荷は一切かかりません。