キャベツは緑黄色野菜か淡色野菜か?驚きの分類基準と栄養の真相

キャベツは緑黄色野菜か淡色野菜か?驚きの分類基準と栄養の真相

キャベツは緑黄色野菜か淡色野菜か?驚きの分類基準と栄養の真相について分かりやすく解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

キャベツの仲間や似た形状の葉物野菜を比較すると、植物の生態による分類の差が一層浮き彫りになります。

代表的な例が「芽キャベツ」です。一般的なキャベツのミニチュアのように見えますが、芽キャベツは葉が結球する過程でも1玉全体にまんべんなく日光が当たります。その結果、芽キャベツ100gあたりのβ-カロテン含有量は約710μgに達し、堂々の緑黄色野菜に分類されます。ビタミンC含有量に関しても、一般的なキャベツの約3倍以上という圧倒的な密度を誇ります。

また、サラダの定番であるレタス類にも同様の現象が見られます。

球状に丸まる「玉レタス」は光が遮られるためカロテンが少なく淡色野菜ですが、葉が開いた状態で日光を浴びて育つ「サニーレタス」や「リーフレタス」は、100gあたり2,000μg前後のβ-カロテンを含有する強力な緑黄色野菜です。「丸まるか、開いて太陽光を浴びるか」という構造の違いが、そのまま栄養分類の分岐点となっています。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。