北海道において、本州で一般的なソメイヨシノの群生を見る機会は決して多くない。エゾヤマザクラが主流の北の大地にあって、約8,000本ものソメイヨシノが咲き誇るこの景観は、まさに圧巻のひと言に尽きる。春の訪れが本州よりも遅い石狩では、例年5月上旬から中旬にかけて見事な満開を迎え、地域を代表する桜の名所・観光名所として全国的な知名度を誇っている。
丘陵地の傾斜に沿って幾重にも重なる桜並木と、遠くに広がる日本海の青い水平線とのコントラストは、ここでしか出会えない唯一無二のパノラマだ。満開時はもちろんのこと、花びらが風に舞い散る桜吹雪の時期も見逃せない。足元一面がピンクの絨毯で埋め尽くされる光景は、訪れる写真愛好家や観光客を魅了してやまない。