前駆陣痛がやがて本陣痛へ移行した際、慌てずに病院へ向かうための連絡ラインを把握しておく必要があります。各産院の指導に基づき、一般的な産院連絡タイミングは以下のように設定されています。
- 初産婦の場合:痛みの間隔が規則正しく10分以内になり、姿勢を変えても痛みが弱まらなくなった時点。
- 経産婦の場合:お産の進行が極めて早いため、痛みの間隔が15分〜10分の規則的な間隔になった時点。
- 間隔にかかわらず即連絡すべき危険兆候:
- 破水した、または破水が疑われる水様性の液体が流れた時(感染リスクがあるため入浴せず即連絡)。
- 鮮血がナプキンから溢れるほど大量に出血した時(常位胎盤早期剥離などのリスク)。
- 胎動が急激に減少した、または全く感じられなくなった時。
- 痛みが間欠的(波がある)ではなく、お腹が板のように硬くなったまま激痛が持続する時。
夜間の緊急時に備え、妊娠後期の段階で陣痛タクシー事前登録を済ませておくことは現代の出産準備において必須のリスク管理です。深夜帯は一般の流しタクシーや配車アプリがつかまりにくく、自家用車があってもパートナーが動転して運転に支障をきたす恐れがあります。主要な陣痛タクシー会社(日本交通、kmタクシー、第一交通など)へ事前に自宅住所、予定日、かかりつけ産院の電話番号を登録しておけば、深夜の陣痛発生時でも24時間体制で優先配車を受けられます。防水シートの準備や通話不要のワンタップ呼出など、夜間の単独移動でも安心できる環境を整えておきましょう。