モッシュスクイーズ 原宿竹下通り周辺のカルチャーを語る上で欠かせないのが、ブランドの象徴的アイコンとなった「MOOOSHスクイーズ桃(アイラブピーチ)」です。手のひらに吸い付くような超低反発ウレタンの質感、指を離してもゆっくりと時間をかけて元の形状へ戻る極上の復元力、そして本物の果実を思わせるみずみずしい甘い香りは、従来の安価な玩具とは一線を画すクオリティを誇っていました。
当時、店内中央に設置されていた「スクイーズのバスタブ」や壁一面のピンクディスプレイは、黎明期のInstagramやYouTube動画と完璧な親和性を発揮しました。著名トップYouTuberによる爆買い企画やレビュー動画が相次いで投稿され、ティーン層のみならず大人のコレクターや海外セレブまでもが買い求めるプレミアムアイテムへと昇華したのです。
その完成度の高さゆえに、定価数千円のスクイーズが即日完売し、フリマアプリ等でプレミア価格で取引される現象まで発生。単なる触感トイを超え、「五感を刺激する癒やしのアートピース」としてのポジションを確立した瞬間でした。