Q1:IHコンロで使う場合、仕切りごとに火力の違いは出ますか?
A1:明確に生じます。IHヒーターのコイル径とフライパン底面の金属配置により、中央部が最も強く発熱し、四隅や外周の仕切り端部は温度が低くなりやすい特性があります。中央のスペースで火を通したい卵焼きや焼き物を行い、端のスペースで火の通りやすい野菜のソテーやウインナーの温めを行うのがセオリーです。
Q2:1つの区画しか使わない日は、使わない場所に水を入れたほうがいいですか?
A2:はい、必須の対策です。食材も油も敷かないスペースをそのまま火にかけると瞬間的に300℃近い高温に達し、コーティングの劣化(熱剥離)を引き起こします。空きスペースには深さ数ミリ程度の水を入れておくことで、水の気化熱(100℃で沸騰)を利用して異常過熱を物理的に防ぐことができます。
Q3:角の汚れが落ちにくいとき、コーティングを傷めずに落とす方法は?
A3:金属タワシや研磨剤入りクレンザーの使用は厳禁です。フライパンが冷めた後、ぬるま湯に少量の重曹または中性洗剤を溶かして15分ほど放置し、汚れをふやかします。その後、使い古しの柔らかい歯ブラシや、角を尖らせた木製マドラーにキッチンペーパーを巻きつけたもので優しく角をなぞると、塗膜を痛めずに油脂を掻き出すことができます。