SNSや料理コミュニティの投稿を独自に分析したところ、ホットケーキミックスで作るドーナツの失敗相談は、主に3つのパターンに集中しています。
第1の失敗は「生地がベタベタして手で成形できない」というトラブルです。ホットケーキミックスの粉質や室温、卵のサイズ(MとLでは約10gの水分差がある)によって生地の固さは大きくブレます。手で丸めようとして打ち粉を大量に足すと、粉っぽく硬い仕上がりになってしまいます。この場合、無理にリング型を作ろうとせず、スプーン2本を使って油へ落とし入れる「ドロップドーナツ」に切り替えるか、絞り袋を使うのが確実な対処法です。
第2の失敗は「外側だけが黒く焦げて中心が生焼けになる」現象です。ホットケーキミックスには最初から多量の砂糖が含まれているため、通常の小麦粉生地よりもメイラード反応(焦げ色)が極めて速く進みます。フライパンの底に生地が沈んだまま放置すると接地面が一瞬で焦げ付きます。油の深さは最低3cm以上を確保し、生地を投入したら菜箸で軽く浮かせ、160℃の低温をキープして両面を小まめに返すことが不可欠です。