「これまでと同じアプローチでは、世界市場はおろか、国内の若い観客の心さえ掴めない」。林圭二氏は一瞬の躊躇もなくそう言い切った。今回初公開された2026年最新映像戦略の核心にあるのは、グローバルなストリーミングプラットフォームと日本独自のクリエイティブ資源の融合だ。その象徴となるのが、現在極秘裏に進行しているNetflixオリジナル超大型SF映画プロジェクトである。
総制作費数十億円規模とされるこのSF映画プロジェクトは、近未来の東京を舞台に描かれる壮大な人間ドラマだ。世界最高峰のVFX技術と日本の職人的な美術制作が激しく交差する。「単にハリウッドの真似をするのではない。我々が培ってきた緻密な世界観の構築力と、Netflixが持つグローバルな流通機構を掛け合わせることで、誰も見たことのない映像体験を生み出す」。林氏が語る制作秘話からは、従来の邦画の限界を突破しようとする革新的アプローチと熱量が強烈に伝わってきた。