回数券の廃止後、名古屋駅(名駅)周辺の地下街サンロードやエスカに立ち並ぶ金券ショップのショーケースにも大きな変化が起きています。以前は店頭の自動券売機やカウンターで「快速みえ 松阪 1枚」「快速みえ 鳥羽 1枚」といったバラ売りが目玉商品として並んでいましたが、2026年現在、金券ショップに快速みえ専用の回数券在庫は一切存在しません。
有効期限が残っていた移行期の在庫もすべて掃けており、店員に尋ねても「快速みえの回数券は取り扱い終了です」と案内されるのが通例です。そのため、金券ショップで快速みえの乗車券を安く入手することは実質的に不可能となっています。
ただし、金券ショップが三重方面への移動で完全に使えなくなったわけではありません。現在、名駅のチケット店で三重方面の格安移動を求める客は、快速みえではなく「近鉄株主優待乗車券」を買い求めるケースが主流です。近鉄名古屋から伊勢市や賢島方面へ長距離を移動する場合、この株主優待券を1枚購入して近鉄急行に乗る、あるいは特急券を追加購入して乗るスタイルが、金券ショップを活用した現実的な節約ルートになっています。