近年のセレソンを語る上で、ネイマールの存在を避けて通ることはできません。ペレの持つ代表最多得点記録を塗り替えた不世出のファンタジスタでありながら、ワールドカップのトロフィーには未だ手が届いていません。
2014年大会では準々決勝コロンビア戦での脊椎骨折により無念の離脱。2018年ロシア大会、2026年カタール大会でもコンディション不良や負傷に悩まされ、涙を呑み続けました。セレソンの勝敗のすべてを一身に背負わされる構造が、結果としてチーム全体の柔軟性を奪っていた側面も否めません。
度重なる大怪我を経験しながらも、2026年大会を見据えてピッチへ戻ってきた彼の存在は、精神的支柱としても依然として重要です。自らが主役として君臨するだけでなく、次世代を支える立場としての役割も期待されています。