2026年春、北見市の行財政改革と観光振興の文脈において大きな節目が訪れました。北見市都市施設管理公社時代から運営を担ってきたオホーツク企画への施設譲渡により、北見ファミリーランドは完全民営化の新たなチャプターへ突入しました。民間企業ならではの機動的なイベント企画や柔軟なサービス展開が期待される一方、利用者が最も気にするのは「利用料金の改定があるのか」という点でしょう。
現地取材および公式発表資料によると、来園者の裾野を広げるための「入園料無料」の原則は2026年シーズンも堅持されています。アトラクションを利用する分だけ「のりもの券」を購入するか、一日乗り放題の「フリーパス」を選択する明快な料金システムです。付き添いだけで乗り物に乗らない祖父母世代は完全に無料で園内の散策を楽しめるため、三世代レジャーの受け皿として極めて高いコストパフォーマンスを誇ります。
大都市圏の大型テーマパークで家族4人のチケット代が数万円に達するケースが珍しくない現代において、この価格設定は驚異的と言わざるを得ません。「小学生の子ども2人にフリーパスを買い、大人はのりもの券を数枚だけ買って見守る」といった柔軟な組み立てが可能な点も、家計を預かる子育て世代に支持される決定的な理由です。