ドラマ『ラブ ジェネレーション』を語る上で欠かせないのが、劇中に登場する「ガラスの林檎(クリスタルアップル)」の存在です。広告代理店に勤める主人公・片桐哲平(木村拓哉)と、その同僚である上杉理子(松たか子)の不器用で真っ直ぐな恋愛の象徴として描かれ、放送当時はティファニー製のクリスタルアップルが全国の店舗で完売する事態となりました。
主題歌『幸せな結末』の歌詞(歌ネット等でも長年閲覧数上位を維持)は、このドラマの世界観と完璧にシンクロしています。
「髪をほどいた 君の仕草が」「今夜君は僕のもの」というストレートでありながら情緒あふれるフレーズは、理子がトレードマークの長い髪をバッサリ切る名シーンや、2人が素直になれずにすれ違いを繰り返す切ない距離感を見事に描写しています。「悲しい結末」を恐れて踏み出せない現代の男女に対して、「幸せな結末」を信じて飛び込む勇気を優しく後押しするメッセージが、ドラマのラストシーンの感動を何倍にも増幅させました。