かつて女子フィギュアスケート元日本代表として国民的スターとなったヒロインたちは、今や表現の場を競技会から社会全体へと移しています。中でも象徴的な存在が浅田真央です。2024年秋に東京都立川市に開業した通年型スケートリンク「MAO RINK PROJECT」は、2026年現在、世界基準の選手育成と一般開放を両立させた拠点として本格稼働しています。自身が座長を務めるアイスショーのプロデュースにとどまらず、「子どもたちに無償に近い形で質の高いレッスンを届けたい」という構想を着実に形にしており、一人のアーティストから教育者・経営者への進化を遂げました。
一方で、2024年1月に現役引退を表明した本田真凜の活躍も見逃せません。引退直後からフジテレビ系スポーツニュース『すぽると!』のキャスターに就任した彼女は、持ち前の高いトーク力と愛らしいキャラクターで新たなファン層を開拓。宇野昌磨との交際をオープンにしつつ、アイスショー出演情報が解禁されるたびにチケットが即完売するなど、競技の枠を超えたインフルエンサー兼プロスケーターとして確固たる地位を築いています。
さらに、2022年にプロ転向した宮原知子は、研ぎ澄まされたスケーティングスキルを武器に世界中のアイスショーからオファーが絶えず、現在は振付師としても国際舞台で高い評価を獲得。村上佳菜子は2024年の結婚を経て、タレント業とフィギュア解説の両面で飾らないキャラクターを発揮し続けています。それぞれの強みを活かした独自の立ち位置が、2026年の今、より鮮明になっています。