SUPER BEAVERというバンドの歴史は、決して平坦なものではありませんでした。メジャーレーベルからの契約解除、インディーズでの再出発、自ら機材車を運転して全国を回る日々――そうした壮絶な挫折と葛藤の渦中で、言葉を紡ぎ続けたのがギタリストの柳沢亮太です。
「人として」が生まれた2016年当時、バンドは結成10周年を越え、自分たちの存在意義と真摯に向き合っていました。柳沢亮太が作詞・作曲を手がけたこの楽曲には、単なる励ましやポジティブなスローガンではなく、「自分たちはどう生きたいのか」という自問自答が生々しく刻み込まれています。誰かを指差して批判するのではなく、まず自分自身の姿勢を正す。逆境の中でメンバー4人が泥をすすりながら確かめ合った絆と覚悟こそが、この名曲を生み出す原動力となりました。