特別な薬品が手元にない場合、最も安全で皮膚への負担が少ないのが「ぬるま湯と石鹸」を利用した方法だ。家庭にあるものだけで十分に解決できるケースが多い。
やり方は極めてシンプルである。洗面器や桶に40度前後(少し温かいと感じる程度)のお湯を張り、固形石鹸やハンドソープを泡立てる。そこに接着した指を5分から10分ほどじっくり浸す。温水によって皮膚の角質が柔らかくなり、皮脂腺や汗腺から微量の水分・油分が分泌されることで、接着面と皮膚の間にわずかな隙間が生まれやすくなる。
お湯の中で、指先を焦らず優しくモミモミと揉みほぐすように動かすか、指同士を擦り合わせるようにゆっくりスライドさせるのがコツだ。縦方向に無理に引っ張るのではなく、横に滑らせるイメージで力をかけると、ペリッと自然に離れていく。