明らかな危険サインがなく、過去に片頭痛や眼精疲労と診断されている場合の目の奥がズキズキする対処法について、症状のタイプ別に適切なアプローチを実行しましょう。
片頭痛が疑われるズキズキとした拍動性の痛みに対しては、「冷やす・暗所で安静・刺激を避ける」が鉄則です。血管が拡張しているため、痛む左目の周囲やこめかみを保冷剤や冷たいタオルで冷やし、光や音の入らない静かな部屋で横になってください。入浴や激しい運動、カフェインの過剰摂取やアルコールは血管をさらに広げて痛みを増悪させるため厳禁です。
一方、長時間の画面注視などによる眼精疲労が主因である場合は、逆に「温めて血流を改善する」ことが有効です。蒸しタオルやホットアイマスクで目元を温め、首や肩のストレッチを行って筋肉のコリをほぐします。ただし、痛みの原因が片頭痛や炎症疾患である場合に温めると痛みが急激に悪化するため、「拍動性の激痛があるときは冷やす」「重だるい筋肉疲労は温める」と使い分ける判断が必要です。