では、なぜ予言が「当たった」ように見える瞬間があるのか。軍事アナリストは、北朝鮮の軍事行動における「一定のサイクル」を指摘する。
北朝鮮のミサイル発射は無作為に行われているわけではない。米韓合同軍事演習の時期、北朝鮮の最高人民会議や重要記念日、あるいは農繁期を避けた天候の安定する時期など、明確な政治的・軍事的ロジックに基づいてスケジュールが組まれる。春と秋に発射が集中するのは、長年のデータからも明らかだ。「そろそろ撃つだろう」という大まかな予測は、ミリタリー知識のある人間であれば一定の確率で的中させることができる。それが予言というオカルトの衣を纏って拡散されているに過ぎない。