上半身に骨自体の変形が見られない場合、肩の高さのズレは「骨盤の傾斜」を補正しようとする代償作用である可能性が高まります。土台である骨盤が傾けば、その上に乗る脊柱、さらにその上にある肩甲骨のポジションも必然的に狂いが生じます。
まずは以下の骨盤の歪みチェックで、自身の身体の状態を確認してみましょう。
- 足踏みテスト:目を閉じてその場で腕を振りながら50回足踏みをする。開始位置から右や左に大きく回転・移動している場合、骨盤が回旋・傾斜しているサイン。
- 膝抱え込みテスト:仰向けに寝て片膝ずつ胸に引き寄せた際、左右で股関節の詰まり感や引き寄せやすさに明確な差がある。
- 靴底の減り方:普段履いている靴の底を確認し、左右で外側や内側のすり減り具合が極端に異なっている。
これらのテストで左右非対称が確認できた場合、肩だけを揉みほぐしても根本的な解決には至りません。骨盤周囲の腸腰筋や中殿筋の柔軟性を均等に戻すアプローチが不可欠です。