ネット上の口コミやSNS情報では「全館バリアフリーでどこでも快適」と語られがちですが、実際に取材を進めると利用者が事前に把握しておくべき注意点が見えてきました。
第一の盲点はA館とB館の連絡通路の配置です。2つの館はすべての階で接続されているわけではありません。主に地下1階や3階などの特定フロアでのみ直接行き来ができる構造になっているため、目的地と異なる棟のエレベーターに乗ってしまうと、一度連絡フロアを経由して乗り換える必要があります。ベビーカーを押している場合、混雑時のエレベーター待ちが重なると大きなタイムロスになります。
第二の盲点はベビールーム(授乳室・おむつ替え設備)の設備格差です。館内複数箇所にトイレは設置されていますが、給湯設備(調乳用温水器)や個室授乳スペース、広いおむつ交換台が完全に揃っているのは主にA館3階およびB館の特定エリアです。一般トイレのベビーキープのみを想定して移動すると焦ることになるため、乳幼児連れの方は「まずA館3階の位置を把握する」ことが快適に過ごす鉄則です。