旅行雑誌やSNSで「小豆島に行くなら外せない」と絶賛される井上誠耕園「らしく園(らしく本館)」とは、昭和15年(1940年)から続く柑橘とオリーブの複合農園が、その栽培哲学と食の可能性を凝縮させた体験型フラッグシップ施設です。小豆島町池田の海岸線沿いに佇む白を基調とした建物に入ると、1階には直営ショップとベーカリー、2階には海を見晴らすレストラン「カフェ忠左衛門」が広がります。
とりわけ反響を呼んでいるのが、2階レストランで提供される絶品オリーブオイルランチです。パスタやパエリア、瀬戸内の鮮魚を使ったアクアパッツァといった料理自体の完成度もさることながら、テーブルの上に常時数種類用意される「搾りたてエキストラバージンオリーブオイル」を、料理やパンに好みの量だけ回しかけて味の変化を楽しむことができます。早摘みの爽やかな苦味を持つグリーンオリーブオイルから、完熟果実のまろやかな風味まで、テイスティング感覚で食べ比べができる演出は、まさに自社農園を持つ生産者直営だからこそ実現できた贅沢な体験です。
さらに見逃せないのが、1階のカフェスタンドや2階レストランで提供される季節限定スイーツです。農園で太陽を浴びて育った柑橘(温州みかん、伊予柑、レモンなど)のコンフィチュールをふんだんにあしらったパフェや、オリーブオイルを回しかけていただく濃厚ソフトクリームは、「柑橘の鮮烈な酸味と上質なオイルのコクが口の中で調和する」とスイーツ愛好家からも極めて高い評価を得ています。