「ダンベルを上げ下げしているのに、腕の前に肩が疲れる」「二頭筋に効いている感覚がない」という場合、フォームのどこかにエラーが生じています。インクラインダンベルカールが効かない理由の多くは、以下の3点に集約されます。
1つ目は「ダンベルを持ち上げる際に肘が前に出てしまう」こと。肘が前方へスライドすると三角筋前部に負荷が分散してしまいます。2つ目は「背中が丸まり、肩がすくんでいる」こと。そして3つ目は「ボトムポジションで力を抜いてしまっている」状態です。
確実に二頭筋へ効かせるためのフォームのコツは以下の通りです。
・肩甲骨を軽く寄せて胸を張り、ベンチにしっかり背中を密着させる
・肘の位置は体幹のラインよりやや後方に固定し、動作中に前後させない
・ボトムでは肘を完全に脱力せず、わずかに曲げた状態から巻き上げる
・トップポジションで小指側を天井に向けるように手首を外側にひねる(回外動作/スピネーション)
このスピネーションを加えることで、上腕二頭筋が短縮し、強烈な収縮感を得られます。