『極悪女王』のオーディションを自らの手で勝ち取った唐田えりかは、役にリアリティを持たせるため、体重を約10kg増量するという過酷な肉体改造に着手しました。それまでの華奢で透明感あふれるビジュアルをかなぐり捨て、徹底したウェイトトレーニングと高タンパクな食事制限を敢行したのです。
プロレスの技や受身を一から叩き込む訓練は約2年間に及び、過酷なスパーリングによって生傷が絶えない日々が続きました。単なる外見の再現にとどまらず、長与千種本人が持つ圧倒的なカリスマ性と、リング内外で葛藤する内面をも完全トレース。この妥協なき役作りが、作品全体の説得力を極限まで高めた要因として、映画関係者からも絶賛を集めました。