デビュー直後から辻の快進撃は止まらなかった。身長150cm以下のメンバーで結成された『ミニモニ。』は、子どもから大人までを巻き込む爆発的なヒットを記録。大ヒットシングル『ザ☆ピ〜ス』でも見せた圧倒的な華と存在感は、大所帯のグループ内でも群を抜いていた。
とりわけ同期の加護亜依とのコンビ「辻加護」は、ハロー!プロジェクト全体のアイコンとなった。二人の息の合った掛け合いと天真爛漫なキャラクターは、のちのユニット『W(ダブルユー)』へと昇華される。深夜の楽屋で二人が繰り広げていた悪ふざけのエピソードは、今やスタッフ間での語り草だ。厳しいレッスンをサボって怒られた日も、ステージに立てば完璧なパフォーマンスで観客を魅了した。二人の絆とエネルギーは、当時のエンターテインメント界を鮮やかに席巻した。