天才・立川談志の弟子たちが明かす落語立川流の序列と破門の真実

天才・立川談志の弟子たちが明かす落語立川流の序列と破門の真実

天才・立川談志の弟子たちが明かす落語立川流の序列と破門の真実にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

立川流のユニークな組織構造を語る上で欠かせないのが、弟子を「A・B・C」の3階層に分けたシステムだ。Aコースは本職の落語家を目指す直弟子たちだが、Bコースには各界の著名人が名を連ねた。その象徴が「立川梅春(ばいしゅん)」の名を持つビートたけしである。

ツービート時代から談志を天才と崇めていたたけしは、談志の思想と芸を心底愛し、談志もまたたけしの時代感覚と狂気を誰よりも高く評価していた。たけしが高座に上がり談志の前で古典を披露したエピソードは、昭和から平成の演芸史における最高峰の交情として今も語り継がれている。

ほかにもミッキー・カーチス(立川パノラマ)や作家、学者など多彩な文化人がBコースに集い、一般愛好家を対象としたCコースとともに立川流を経済的・文化的に支えた。この縦横無尽なネットワークこそが、寄席という固定劇場の縛りを持たない立川流の最大の武器となった。

小林 直樹
著者

小林 直樹

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