渋谷クラブクアトロのキャパシティは、オールスタンディング時で最大約800人です。つまり、渋谷クアトロ整理番号500番台というポジションは、全入場者の中で約6割強が通過した段階でフロアへ入ることを意味します。この数字だけを見ると「前の人の頭でステージが埋もれてしまうのではないか」と不安を抱くのは当然の心理といえます。
しかし、実際のライブハウス整番500番見え方を客観的に検証すると、決して「ステージがまったく見えない絶望的な番号」ではありません。多くの来場者が無意識にメインフロアの前方へと詰めかけるため、フロア前方(平場)の密度は極めて高くなりますが、視界の抜けが良い後方ポイントにはまだ選択肢が残されています。
問題となるのは、漫然と人の流れに身を任せて前方の後列(平場の埋もれる位置)に突っ込んでしまうケースです。渋谷クアトロのフロアは平坦なエリアと段差エリアに分かれており、平場の中途半端な位置にとどまると、身長差によって視界が完全に遮られます。500番台で入場する際は、「前に行くこと」を潔く諦め、「見通しの良い高さを確保する」という発想の転換が決定的な明暗を分けます。