吉田茂の家系図をさらに遡ると、日本近代史そのものとも呼べる巨大な系譜に行き着きます。吉田茂自身は土佐藩士・竹内綱の五男として生まれ、横浜の豪商・吉田健三の養子となりましたが、彼が結ばれた雪子夫人の父は、内大臣などを歴任した重鎮・牧野伸顕伯爵です。
そして牧野伸顕の父こそが、明治維新の三傑の一人である大久保利通です。
【大久保利通から現代へ続く系図の骨格】
大久保利通(明治の元勲)
↓(次男)
牧野伸顕(内大臣・伯爵)
↓(長女)
雪子 = 吉田茂(第45・48〜51代内閣総理大臣)
↓(三女)
麻生和子 = 麻生太賀吉(麻生セメント会長)
↓(子女たち)
麻生太郎(第92代首相) / 麻生泰(麻生グループ代表) / 寬仁親王妃信子さま(皇族)
↓
彬子女王・瑶子女王(大久保利通の来孫 / 吉田茂の曾孫)
維新の立役者・大久保利通から、昭和の復興を担った吉田茂、平成の総理大臣・麻生太郎、そして令和の皇室を支える女王方まで、150年以上にわたり日本の最高意思決定層に関わり続ける血脈は、まさに「日本屈指の華麗なる一族」と呼ぶにふさわしいものです。