実際に官公庁オークションに参加したユーザーや、不動産・車両の落札を繰り返しているバイヤーへの独自取材からは、ネットのレビュー欄には書かれない生々しい現場の実態が浮かび上がります。
KSI官公庁オークション評判を検証すると、システム自体の操作性や行政手続きの透明性については「官公庁直轄のため詐欺の心配がなく安心できる」「入札プロセスが明確」と高い評価を得ています。一方で、落札後の実務については以下のようなシビアな声が多数を占めます。
「差し押さえられた輸入SUVを市場価格より120万円安く落札できたが、車内は前所有者の私物や異臭がひどく、特殊清掃と鍵の再発行、電子制御系の修理で結局80万円以上飛んだ。陸送の手配も行政側は一切手伝ってくれないため、平日仕事を休んで保管場所のモータープールへ積載車を手配しなければならず、労力を考えると割に合わなかった」(30代・自営業男性の落札手記より)
また、官公庁オークション不動産の下見会や現地調査を行った参加者からは、一般的なオープンハウスとは全く異なる異様な空気感を指摘する証言もあります。差押物件の場合、前所有者の生活痕がそのまま残されていたり、近隣住民との境界確認が取れていなかったりするケースが珍しくありません。「公売物件であること自体が近隣に知れ渡っており、落札後に近隣挨拶へ行った際、複雑な人間関係に巻き込まれそうになった」という不動産投資家の証言もあります。
こうした現場体験が示すのは、官公庁オークションは「完成された商品を安く買う場所」ではなく、「権利関係や状態のリスクを自力で引き受ける代償として割安に手に入れる市場」であるという根本的な事実です。