愛子さまが石川県をはじめとする能登の被災地に強い関心を寄せられている背景には、日本赤十字社の嘱託職員としての職責と、皇族としての強い使命感が深く結びついています。愛子さまは学習院大学をご卒業後、災害救護や人道支援の最前線である日本赤十字社への就職を選択されました。単なる肩書にとどまらず、日頃から災害対策や青少年・ボランティア活動の実務に携わっておられます。
能登半島地震の発生直後から、社内における被災地支援本部の活動や義援金の受付状況、現地へ派遣される救護班の報告などを間近で見つめてこられました。「自分にできることは何か」を常に自問され、被災地の厳しい現実に深く胸を痛められていたといいます。遠く離れた東京のオフィスから支援に関わるだけでなく、現地の生の空気を感じ取り、直接人々の声に耳を傾けたいという切実な想いが、訪問へとつながる確固たる動機となりました。
さらに、青年皇族としての一歩を踏み出されるなかで、困難な状況にある国民と苦楽を共にしたいという強いお気持ちが、被災地への真摯な歩みとなって結実しています。