【プロ直伝】ぬいぐるみの描き方完全版!モフモフ質感と立体感を出すコツ

【プロ直伝】ぬいぐるみの描き方完全版!モフモフ質感と立体感を出すコツ

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ぬいぐるみを描く際、多くの人が陥りがちなのが「境界線をはっきり描きすぎてしまう」という失敗だ。現実のぬいぐるみにはフチの硬い輪郭線が存在しない。布地の表面を覆う細かな毛羽立ちが、光線を柔らかく拡散させているからだ。

プロの現場で多用されるのは、シルエットのキワ(輪郭)をあえて少し崩すテクニック。ペンツールで綺麗な線を引いたあと、ギザギザとした毛並みブラシや削りブラシを使い、シルエットのフチにランダムな毛並みを書き加えていく。このひと手間を加えるだけで、硬質なフィギュアのような印象から、一気に触れたくなるような「モフモフ感」へと変貌する。

さらに立体感を出すためには、内部に詰まった綿(ワタ)の圧力を意識することが不可欠だ。縫い目に向かって引っ張られる生地のシワや、中心から外側へ膨らもうとする張りを球体や円柱の構造として捉える。影を塗る際は単に暗い色を置くのではなく、縫い目の周辺に落とし込み影(アンビエントオクルージョン)をピンポイントで差し込む。これだけで、一気に奥行きと質量感が立ち現れる。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。